CAFC、多数当事者による侵害にinduced infringementを適用できることを再度判示

CAFCは、Aristocrat Technologies Australia Pty Ltd v. International Games Technologyにおいて、induced infringementの立証に直接侵害が必ずしも必要でないことを再度判示した。なお、対象クレームは今回も方法クレームの模様。Akamai判決に沿ったものと思われる。

キルパトリック・タウンゼント知財総合事務所/ 穐場 仁

CAFC、クレーム解釈をen bancで審理へ

CAFCは、CAFCのen banc判決であるCybor Corp. v. FAS Technologies, Inc., 138 F.3d 1448 (Fed. Cir. 1998)をen bancで再審理することを決定した。上記判決は、クレーム解釈は法律問題でありCAFCでde novo reviewされるとしたもの。再審理の結果によっては、地裁でのクレーム解釈をCAFCで見直す際の基準が変更となる可能性がある。

キルパトリック・タウンゼント知財総合事務所/ 穐場 仁