Joint Infringementに関するCAFC判決

CAFCは、2007年のBMC Resources, Inc. v. Paymentech, L.P.において、クレームされた行為が複数当事者によりそれぞれ部分的に実施される場合(joint infringement)、複数当事者の誰かが他の当事者の行為を”control”あるいは”direct”していない限り、原則として直接侵害は成立しない旨を判示していた。

今回CAFCは、さらに、Akamai v. Limelightにおいて、”an agency relationship or a contractual obligation to carry out the relevant steps”が必要と判示した。

タウンゼント知財総合事務所/ 穐場 仁