アライアセンスは、ムーアマイクロプロセッサー特許(MMP)ポートフォリオ・ライセンスを、台湾PCメーカーのSUSTeKが取得したと発表した。
タウンゼント知財総合事務所/ 穐場 仁
特許・知財トピックス(主に米国特許関連)をメモ的にブログにしています。情報の正確さ・厳密さにはバラツキがありますので、雑談のネタ程度と思って下さい。
アライアセンスは、ムーアマイクロプロセッサー特許(MMP)ポートフォリオ・ライセンスを、台湾PCメーカーのSUSTeKが取得したと発表した。
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日本アビオニクスは、Acacia Research傘下のLight Valve Solutions(LVS)と和解した模様。LVSは、液晶プロジェクタに関する特許で、エプソン、日立製作所、三菱電機、パナソニック、三洋電機、シャープ、東芝など複数のメーカーを提訴していた。本訴訟での和解は、BenQに続き2社目。
対象特許は、USP5,550,604及びUSP5,806,950。
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メイン州連邦地裁は、中国特許に対する侵害の有無を審理対象とすることを決定した(Fairchild Semiconductor Corp. v. Third Dimension Semiconductor Inc.)。
FairchildとThird Dimensionとの間には米国特許及び中国特許を含むライセンス契約があり、これら特許に対しFairchildがメイン州連邦地裁にDJを提起していた。Third Dimensionは、少なくとも中国特許については審理対象外である旨を主張し訴訟棄却(dismissal)のmotionを提起していた。
同ライセンス契約には、裁判地の予定としてメイン州(またはテキサス州)が規定されており、今回の地裁決定はこの契約条項に基づくものと思われる。
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USPTOは、12月10日から施行する予定であったBPAIでのEx Parte appeal手続に関する新ルールの施行延期を発表した(USPTOのtop pageより)。
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Stanford大のLemley教授は、米国特許訴訟の統計データを紹介するweb pageを立ち上げた。
http://lexmachina.stanford.edu/
(条件未確認のためリンクを貼っておりません)
なお、閲覧・使用には登録が必要であり、当面”non-commercial”目的に限られる。
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デラウェア州連邦地裁は、Parallel Networks LLPとOracleとの訴訟において、Oracleによる特許侵害は無いとのsummary judgmentを下した。
対象特許は、USP5,894,544及びUSP6,415,335。これらの特許は、epicrealm Licensing LPからParallel Networksへ譲渡されたもの。
Oracleの代理はTownsend and Townsend and Crew他。Parallel Networksの代理はPotter Anderson & Corroon。
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Fairchild Semiconductor Corp.は、Infineon Technologies AG及びその子会社をメイン州連邦地裁へ提訴した。
訴訟対象特許は、USP7,344,943及びUSP6,429,481。InfinionのCoolMos、OptiMos、CanPak等を対象としているとのこと。Infinionは、別途6件の特許でFairchildを提訴している。
Fairchildの代理はTownsend and Townsend and Crew他。Infinionの代理は、Fish & Richardson。
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ITCは、Tessera Technologies Inc.が提訴していた6社の製品について、いずれもTessera特許を侵害しないとの決定を下した。
Tesseraが提訴していたのは、ATI Technologies, Freescale Semiconductor Inc., Motorola Inc., Qualcomm Inc., Spansion Inc., STMicroelectronics NV。
対象特許は、USP6,433,419及びUSP5,852,326。
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USPTOのBoard of Patent Appeals and Interferences(BPAI)は、Bilski判決を受けて、Ex Parte R Mark Halligan and Richard Weyandにおいて、”method for determining trade secrets”を拒絶する決定を行った。BilSki判決に基づき拒絶を維持したはじめてのケースと思われる。
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