ローランド、TPL/Patriotからライセンス取得

アライアセンスは、ローランドが、ムーアマイクロプロセッサー特許™(MMP)ポートフォリオ・ライセンスを取得したと発表した。アライアセンスによれば、ローランドは50社目のライセンシーとのこと。

タウンゼント知財総合事務所/ 穐場 仁

DJ提起要件に関するCAFC判決

CAFCは、Prasco LLC v. Medicis Pharmaceutical Corp. et al.において、特許に関連する製品を製造していることだけでは、declaratory judgmentを提起するための要件である”controversy”に該当しない旨を判示した。Prascoは、Medicisが他の競業他社に対して訴訟を提起していること等を理由にDJ提起の要件を満たす旨議論したが、CAFCには認められなかった。

DJ提起の要件については、先の最高裁判決(MedImmune)において、”reasonable apprehension”テストのみが判断基準でないことを示したが、本事例の場合はDJ提起の要件を満たさないとの判断がされた。

タウンゼント知財総合事務所/ 穐場 仁

日亜化学、Seoul Semiconductorを提訴

日亜化学工業は、Seoul Semiconductor Inc.を、ミシガン州連邦地裁に提訴した。対象特許は、USP 6,870,191。両社の間には、米国、日本、韓国などで複数の訴訟が係属している。

タウンゼント知財総合事務所/ 穐場 仁

KLA提起のDJ、棄却される

カリフォルニア北部連邦地裁は、富士通の特許無効を訴えKLA-Tencorが提起していたDJにつき、”actual controversy”が無いとして訴えを棄却した。

本DJは、富士通とNanyaとの係争に関連したものであり、NanyaがKLAに対し求償を求めたことに基づくもの。

判決によれば、Nanyaと富士通の間には”actual controversy”が存在する可能性があるが、KLAとの間には存在しないというもの。

対象特許は、USP 6,104,486。

タウンゼント知財総合事務所/ 穐場 仁

Freescale、LSIを提訴

Freescale Semiconductorは、LSI Corpをテキサス州東部連邦地裁に提訴した。

対象特許は、USP 5,467,455; 5,776,798; 6,473,349。

タウンゼント知財総合事務所/ 穐場 仁

Whetstone Electronics、Epson他を提訴

Whetstone Electronics LLCは、Epson America Inc、Eastman Kodak Co.、Hewlett-Packard Co.をプリンタ関連の特許で、テキサス州東部連邦地裁へ提訴した。

対象特許は、USP6,337,746及びUSP 6,618,157。

タウンゼント知財総合事務所/ 穐場 仁

USPTO、ルール改正の適用開始時期を明確化

USPTOは、現在CAFCで施行差止の可否が議論されている継続出願数制限等のルール改正について、施行差止が解除された場合の、改正ルールの適用開始時期を明確にする通知を発行した。

http://www.uspto.gov/web/menu/current.html

上記ホームページ(Federal Register)によれば、改正ルール中、”patentably indistincet claims”の部分については、差止が解除された後にUSPTOが新たに通知する施行日の後から効力を発し、遡及的には適用されない旨が示されている。なお、上記以外の部分については、本来の施行日から適用されることを想定しているものと思われる。

タウンゼント知財総合事務所/ 穐場 仁